ファビコンとは?その役割と設置メリット
ファビコン設置には、たくさんのメリットがあります。しかし、あまりその重要性が感じられず、設置していない方もいるのではないでしょうか。今回は、ファビコンとは何か、その役割と設置メリットを紹介します。
もくじ
名前の由来と意味
ファビコンの意味は、お気に入り(favorite)登録した時に表示されるアイコン(icon)です。favorite iconが短く短縮されてfavicon(ファビコン)と呼ばれるようになったのが名前の由来です。
ファビコンの役割
ファビコンは、Webサイトの情報や内容をわかりやすく伝えます。また、他のWebサイトと差別化し、識別させる役目があります。SEOに、ファビコンは直接影響は与えません。しかし、設置するとユーザーの利便性や信頼性が向上するため、アクセス数やリピーター率のアップが期待できます。それだけでなく、企業やサービスのブランディング施策の一環としての効果もあります。
ファビコンが表示される場所
1. ブラウザのアドレスバー
2. ブラウザのタブ部分
3. ブラウザのピン留
4. ブラウザのショートカット
5. スマホの検索結果
6. スマホのショートカット
ファビコンの設置メリット
ブランディング効果
ファビコンは、Webサイトのシンボルマーク・イメージです。ブランドロゴと同じように、独自のファビコンは、Webサイトのブランディングに役立ちます。ブランディングでは、ロゴをサービスや商品と共に記憶してもらう事は、効果的です。ファビコンのモチーフやデザイン発想は、自由。企業のキャラクターやロゴ、主力商品、サービスロゴをファビコンにすることもできます。ファビコンが広く認知されれば、「このファビコンならあのサイト」というふうに選んでもらいやすくなります。
内容をわかりやすく伝えられる
Webサイトのサービスロゴやメディアロゴをファビコンにする事で、内容を判別してもらいやすくなります。この場合は、Webサイトにもファビコンとセットになるサービスやメディアロゴを表示させる必要があります。シンボル部分や頭文字など上手く利用して、ファビコンをつくるようにしましょう。
利便性の向上
ファビコンがある事で、ユーザーはウェブサイトが使いやすくなります。ブラウザでたくさんのタブを開き過ぎた時。ブラウザにピン留めしたサイトがたくさんある時。これらの場面で、ファビコンでユーザーは迷わずに目的のサイトを選択できます。
リピーター率の向上
ファビコンは、ブラウザのピン留やショートカットで表示されます。複数のファビコンの中で、わかりやすく印象的なファビコンは、それだけで目立ちます。秀逸なファビコンは、ユーザーのWebサイト再訪に役立ちます。
認知度向上
ファビコンは、さまざまな場所に表示されます。ユーザーが何度もファビコンを目にする事で、サイトの認知度向上が期待できます。特に、新規開拓中の企業やECショップにファビコンは有効です。知名度が低い企業は、企業名をなかなかユーザーになかなか覚えてもらえません。ECショツプでは、商品にしか興味がない場合、ショップ名を意識する人は少ないです。ファビコンは、小さいながら記憶に残りやすいです。ファビコンを設置する事で、企業名・ショップ名を覚えてもらいやすくなります。
信頼性の向上
大手企業やWeb施策に力を入れている企業サイトは、必ずといっていいほどファビコンが設置させれています。ファビコンには、サイトを運営する企業のロゴマークが使われる事が多いです。ユーザーは無意識に、信頼できる情報かどうかをファビコンから判断しています。ファビコンを設置することで、細部まで気を抜かないきちんとしたイメージを持ってもらえます。
まとめ
ファビコンは、Webサイトのシンボルマーク・イメージとしてブランディングに効果を発揮します。まだ設置されていない方は、この機会にファビコンを設置してみましょう。
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